済陽高穂(わたようたかほ)著 「今あるガンが消えていく食事  余命宣告からの生還 (胃、肝臓から前立腺、卵巣のガンまで消えた)」より
この著書において紹介されている食事療法における治療実績は、末期ガンの患者でさえ60%以上の生存率を誇り、癌を完治・克服した症例も少なくありません。
済陽医師の食事療法の8つの柱の中に、「はちみつ」の常用摂取が推奨されています。「はちみつ」は古来、滋養に富む食品として知られてきましたが、ビタミン、ミネラルや善玉菌の餌となるオリゴ糖を含み、花粉も入っています。「はちみつ」に含まれる花粉は免疫を活性化させることがわかっています。
ただし、「はちみつ」なら何でも良いわけではなく、済陽医師が推奨されているのはニュージーランドに自生する「マヌカ」という樹木の花から採ったマヌカハニー(マヌカハチミツ)です。ニュージーランドでは牧草地への農薬が禁止されているため、マヌカハニーは高い品質が保たれています。品質の悪いハチミツの中には、農薬を用いて育てた植物から採取したり、抗生物質が混入された劣悪な商品も出回っているため注意が必要であると済陽医師は指摘しています。
マヌカハニーは他のハチミツにはない有効成分を多く含み、オーストラリアやニュージーランドでは医薬品として用いられ、天然の抗生物質をして活用されています。希少価値が高いことと健康効果の高さから価格も通常のハチミツの数倍するものですが、がん治療のために役立てるのであれば、ニュージーランド産のマヌカハニーをお勧めしたいと思います。